![](https://i0.wp.com/outrad.info/wp-content/uploads/2020/12/tsugaruart.jpeg?resize=1024%2C682&ssl=1)
津軽塗は何層にも重ねた漆を研ぎ出すことで様々な色や模様を表現する技法を使います。この津軽塗の技法を使い、独自の彩色と模様をほどこしたパーツを組み合わせたアートパネルです。
Works: kubo yuji
![](https://i0.wp.com/outrad.info/wp-content/uploads/2020/12/ichi-e1611910003528.jpeg?resize=961%2C963&ssl=1)
Rhapsody 1 静
色とりどりで様々な模様をほどこしたパーツを組み合わせて、絵画風に表現。音楽の世界のラプソディー同様に大きさも形も異なるパーツを自由奔放に一つの作品としてまとめ上げています。
![](https://i0.wp.com/outrad.info/wp-content/uploads/2020/12/two-e1611910018545.jpeg?resize=960%2C960&ssl=1)
Rhapsody2 動
Rhapsody1とは対照的にパーツが大きく枠を飛び出しており、こころの内に収まり切らない情熱を感じさせます。静けさを湛えた「静」と躍動感をともなった「動」の対比にも注目です。
津軽塗とは
江戸時代中期に成立したとされる津軽塗は、後から模様や絵をつけるのではなく、何層にも塗り重ねた漆を研ぎ出す「研ぎ出し変わり塗り」という独特の技法により、様々な模様や色彩を表現するのが特徴です。代表的なものは唐塗(からぬり)や七々子塗(ななこぬり)など主に4種類ありますが、それ以外にも研ぎ出し変わり塗の技法により色や模様など多様な表現ができることにも面白さがあります。2017年には青森県初の国の重要無形文化財に指定されました。