東京都新宿のBEAMS JAPAN様にて今年も24日から青森県の魅力を発信するイベント「BEAMS EYE on AOMORI」が開催。昨年に続きブースのデザイン、そして今回は新製品のプロデュースもさせて頂きました。翌25日には宮下県知事も忙しい公務の合間を縫って視察・激励のため店舗を訪問してくれました!
今回のブースのデザインテーマは「ねぶたの素」。出展事業者様同様に青森の素材でブースを演出すべく、ねぶたに使う和紙、彩色の技術、灯りなどの”素材”をメインに構想。ねぶたそのものではなく、ねぶた要素を使った新しい表現にトライしました。製作は今年、新作の立佞武多(たちねぷた)を担当する忠汰さまに協力を依頼。色彩表現にとても惹かれて声をかけさせてもらったのですが、快諾頂きました。本当に感謝です。
ねぶたはビビッドな色味が多いのですが、メインである各事業者様の製品が引き立つことを念頭に、淡い色合いでブース全体の調和を取ることに。そこで、こちらから「ハネト(ねぶた祭で踊っている人のことです)の衣装をイメージした赤・黄・水色・ピンクをメインに淡い彩色」でとお願いしたところ、溶かした蝋を使って光を透過させる「蝋書き」の技術を駆使し、ご覧のように素敵なサンプルを製作してくました。
サンプルから微調整してパステル調にした「いろ紙」を展示什器、中央の販売棚、そして天井にも使用してブースを装飾し、裏から照明をあてます。ショーウィンドウにも同柄のフィルムを貼り統一感を高めました。ちなみに中央の販売棚はSDGsということもあり、昨年度製作のリンゴ箱ユニット棚を再利用。
ブース内に貼られている「いろ紙」が立佞武多に使う和紙であることを連想してもらえるようにオブジェも設置。こちらも淡い雰囲気の色味でブースの雰囲気に合わせて統一。忠汰様にお任せで製作してもらった金魚とハートが入り口で皆様をお出迎えしております。
2024年のBEAMS EYE on AOMORIは2月20日まで開催。りんごやホタテほか青森の素材を使った新しい製品が揃ったブースをぜひご覧ください。OUTRADのプロデュースした製品をはじめ、各事業者の製品紹介は次回に!