新宿にあるBEAMS JAPANにて、青森県のモノづくり事業者がBEAMSと一緒に考案した新製品の展示販売会が1月26日~2月22日まで開催されています。今回、リンゴ箱をモチーフにした展示ブースの什器づくりで参加し、1月29日に三村知事が訪れた際には、什器のコンセプトなどをご説明させていただきました。

テーマは青森らしさ、そしてどんな場所でも簡単に設営可能で同じように展開できること。BEAMSの方のお話によれば、県外の方にはリンゴ箱はあまり知られていないため、新鮮に映るとのこと。そこでりんご収穫時期に目にしたリンゴ畑の休憩所の雰囲気、りんご箱倉庫で見た迫力ある雰囲気を伝えられたらとの思いでコンセプトをかためていきました。

ラフイメージをもとに試作。ブースにある大きなショウウィンドウを活かし、外から覗きたくなるように、そして抜け感をつくって圧迫感がないようにBEAMSの担当者と私たちのスタッフと何度も打ち合わせを重ねました。そして金具で止めるだけ、縦横の組み方次第で色々なパターンのレイアウトが可能なモジュール家具のような什器が完成しました。

窓際はディスプレイ用、テーブルには販売用の商品を並べています。リンゴ箱をイメージしていることを来場者に感じてもらえるように本物のリンゴも用意。安全面や強度の点から実際のリンゴ箱とはつくりを若干変更しましたが、材には本物同様にアカマツを使用し、本物の雰囲気を損なわないように気をつけました。

十和田湖の写真に浮かび上がるBEAMS EYE on AOMORIのタイトル。出展事業者と商品は「八戸酒造さま:オリジナルスピリッツ」「津軽開発さま:オリジナルカレー」「大竹菓子舗さま:タルトタタン」「テキスタイルスタジオ村上さま:裂き織バッグ」「新坂製缶さま:令和のリンゴ箱」「津軽千代造窯さま:津軽焼きアクセサリー」「イシオカ工芸さま:漆塗りアウトドア製品」などなど。どれも新商品です。

最後はおまけを。今回のために製作したイメージCG、そして幻のブース案とウィンドウフィルム案のラフスケッチです。窓にリアルなビッグアップルとリンゴ並木をイメージしたブース案もアイデアとしてありました。

今回ご協力していただいた皆様ありがとうございました!

Special thanks!

/DESIGN SUPPORTERS 様 / handmade craft K2様 / Click 様